大腸内視鏡検査について

大腸

大腸は右下腹部で小腸とつながり、上方へ盲腸、上行結腸、そして右の上腹部で左方向へ進み横行結腸となり、左上腹部で今度は下方へ下行結腸、S状結腸へとつながり、そして最後に直腸へ走行している、全長が約1.6mの管腔臓器です。
主な働きは、胃や小腸で消化酵素、多量の消化管分泌液などと混ざり合い、分解、吸収されたあとの残渣を受けて、水分を吸収し有形の便を形成しそれを排便するまで、貯留しておくというものです。

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近年大腸の疾患は、増加傾向にあるようです。特に大腸がんは罹患率、死亡率ともに近年増加しており、死亡数は肺がん、胃がんに次いで第3位となっています。またがん以外でも潰瘍性大腸炎は若い人に発症する大腸の炎症性疾患ですが、毎年患者数が増加しています。
そのほか大腸憩室症も年齢とともに罹患率が高くなるとともに、近年患者数も増加傾向にあり、憩室からの出血や炎症、穿孔などの頻度が増加しています。
これらの大腸疾患を診断し、そしてときに治療する方法の一つとなるのが大腸の内視鏡検査です。

大腸の検査を受けるきっかけとなる症状や理由は様々なものがあります。
その中で多い症状としては、排便時の出血、腹痛、次第に強くなる便秘、便秘と下痢を繰り返す、などがあります。そのほか検診やドックなどで便鮮血陽性であったときも大腸の精密検査が必要になります。

検査の概要

前処置

大腸内視鏡検査を行うためにはまず大腸をきれいにする必要があります。

前日

昼食から控えめにしていただきます。
当院では検査食を用意しております。 それを利用すれば大腸の洗浄もスムーズにいきます。
夜寝る前に下剤を2錠服用します。

当日

朝から絶食となります。
マグコロールP一袋を専用の容器に水2000ccで溶かします。
10分毎にコップ一杯ずつ飲みます。
お昼までには水様便が何度かあり、大腸はきれいになっています。
当院へは午後1時までに来院ください。
午後1時から検査を開始しますが、排便の様子によっては、追加で 下剤を服用していただいたり、浣腸をする場合があります。

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